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トヨタの「幸せの量産」を支える

─「デザイン思考」で

全社員の可能性を拓く

デジタル情報通信

デジタル変革推進部

T.M

鉄道会社で長年にわたってIT業務に従事し、2025年4月にトヨタ自動車へ入社した松本 貴之。新設されたデザイン戦略グループでグループ長を務め、全社員に「デザイン思考」の伝道を行っています。「幸せの量産」をはじめとするトヨタならではの考え方に強く共感する松本のこれまでとトヨタで成し遂げたいこととは。

言語化し、意識的に活かす。

デザイン思考でトヨタ社員7万人の

働き方を支援する

私は2025年10月に設立されたデジタル変革推進部 デザイン戦略グループに立ち上げから関わり、現在はグループ長を務めています。まだまだ新しい部署なので、私はグループ長としてどんなグループにしたいか、トヨタの中でどんな貢献をしたいか、そのために何をするかなど方向性を定めつつあるところです。メンバーはまだ私を含めて数人ですが、これから社内での認知度を高め、メンバーを増やしていきたいと思っています。

トヨタの中で「デザイン」というと、カーデザインやビジュアルデザインといった造形のデザイン、あるいはブランドデザインなどをイメージする方も多いでしょう。しかし私たちが扱うのは「デザイン思考」といって、デザイナーが製品を作ったり、サービスを作ったりするときの考え方をビジネスに応用して、フレームワーク化・概念化したものです。

つまり「私の仕事はデザインとは関係ないかも?」と思っている人にこそ、知ってほしい考え方なのです。トヨタには「幸せの量産」など特徴的な考え方があり、それらを胸に日々自然とデザイン思考で仕事をしている人も少なくありません。それをあらためて言語化し、デザイン思考をより意識的にうまく活用してもらえるよう支援するのが私たちの仕事です。

当グループには大きく2つのミッションがあります。1つめは約7万人いるトヨタ社員を対象にデザイン思考や人間中心設計の重要性を理解し実践してもらうことです。お客さま向けの仕事をしている部署であれば、お客さまの満足度を高めること、従業員向けの仕事をしている部署であれば、従業員の満足度を高めることにこのような考え方を活かせるよう、さまざまな研修やサポートを行っています。

もう1つは、当部署にあるデジタルイノベーションガレージ(以下、DIG)という内製開発チームにおける人材育成です。中でも、ユーザーへのインタビューやリサーチからユーザーの持つ課題や価値観を明らかにし、ユーザーの立場でどんなプロダクトを作ればよいかを考える「プロダクトデザイナー」の人材育成や成長機会の創出に注力しています。

私が仕事をする上で大切にしていることは、明るく楽しくポジティブに仕事に向き合える環境を作ることです。他の人に役に立つプロダクトやサービスを生み出そうとしている人が、ネガティブな気持ちで仕事をしていてはよいアイデアも出てこないですよね。

人生において仕事をしている時間は案外長いもの。「どうせ同じことをやるなら楽しくやろう!」の精神で、一緒に働くメンバーはもちろんのこと、仕事で関わる他部署や他社の方、企画した研修を受けてくれる方など、自分と接点を持った人たちがポジティブな気分になってくれるよう心がけています。

社内公募から始まった挑戦。

デザイン思考と共に歩んだ

キャリアの軌跡

2002年に東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)に入社した私。情報通信系の研究科を修了したため、電気系統の仕事をするのが一般的ですが、「お客さまに直接役に立つような製品・サービスを作りたい」という思いが強く、快適な運行ダイヤ作りや乗り心地のよい車両開発などに携わることができる運輸車両部門で入社しました。

転機となったのは入社3年目。社内公募制度で「ITを活用したお客さまへの情報提供」をテーマとしたとある大学への派遣制度を見つけ、「自分がやりたかったのはこれだ!」と強く心を打たれ、応募。晴れて派遣が決定しました。

派遣先では学生と共に電車の中でのお客さまへの情報提供について研究し、電車の窓や床をディスプレイ代わりにして沿線情報を伝える、乗車中の電車の情報を当時はガラケーと呼ばれていた携帯電話で取得できるようにする、などのアイデアを展示会で発表。派遣先から戻った後も研究開発部門に残り、研究成果を本社に持ち込んでは「こんなサービスはどうですか?」と社内営業をしていました。そんな姿が役員の目にも止まり、JR東日本の情報サービス用スマホアプリの開発リーダーに抜擢されるなど、さまざまな業務に携わってきました。

デザイン思考との出会いは大学へ派遣された時のこと。研究室に置いてあった「発想する会社!」という本を読んだのがきっかけでした。デザイン思考を世に広めたIDEO社のことが書かれた本で、それを読んだ時に「こんな世界があるんだ」と感動したことを覚えています。

当時は憧れを抱く程度でいきなり実践は難しいと思っていたのですが、数年後に長年技術交流のある他国の鉄道会社がデザイン思考を活用して非常に使いやすいアプリケーションを作り上げたことに感銘を受け、社内に働きかけてみんなでデザイン思考を学ぶことに。それ以来、デザイン思考を用いたアプリケーション開発の内製化に取り組んだり、全社向けにデザイン思考の啓発活動を行ったりしました。

トヨタとの出会いはお世話になっていた協力会社さまが同じだったことがきっかけでした。当時のトヨタはDIGの立ち上げ期で「3,000人の内製化人材をめざす」という目標のもと、どんどん規模が大きくなっていくのを私は別の会社の人間として近くで見ていました。そんな中、デジタル変革推進部の部長とも知り合う機会があり、たまに食事をする仲になったんです。

ある時「今あなたがJR東日本でやっている仕事を、一緒にトヨタでやりませんか?」と声をかけてくれて。それまで考えたこともなかったので正直驚きましたが、トヨタがものすごい速度で組織を成長させているのを目の当たりにしていたこともあり、これからJR東日本で起こること、起こそうとしていることを先取りして経験できるのではないかと思い、入社に至りました。

技術へのリスペクトと社会貢献性

─トヨタで実感した理想の

組織文化

2025年4月に入社し、初めはDIG企画グループにて内製開発組織であるDIGと社内外とのコラボレーション推進やDIGメンバーの人材育成などを担当していました。加えて、入社前から私をトヨタに誘ってくれた部長からは「DIGのサービスデザイン領域をレベルアップさせてほしい」とミッションをいただいていたため、それに向けた取り組みも行っていました。すると夏頃にグループ長から「そろそろ本格的に松本さんのするべきことを言語化しましょう」と声をかけていただき、アイデアシートを作成。それを元に立ち上がったのが、デザイン戦略グループです。

トヨタに入社してまず印象的だったのが、技術に対するリスペクトの高さでした。基本的にグループマネージャーや室長、部長といった役職を持つ人々は皆技術や知識で一目置かれている人ばかりですし、技術や知識の高いメンバーが自然と尊敬され、活躍できる雰囲気を感じました。私自身も理工系の大学院を出てエンジニアとして働いていたので、技術や知識のある人が自然とリスペクトされる雰囲気は非常に好ましく思いました。

また、入社前の予想と大きく違っていて驚いたのがトヨタの文化です。公共性の高い鉄道会社で勤めていた私にとってトヨタは民間の企業であり、「公共性よりも会社の利益が当然重視されるのだろう」と考えていました。

しかし、公開されているさまざまな資料を見ていくと「自分以外の誰かのために行動しよう」「幸せの量産」「産業報国」など、社会貢献性の強いメッセージが並んでおり、とても驚きました。実際に働き始めてからも、「私たちは日本の産業のために頑張っているんだ」と奮闘しているメンバーが多く、私がJR東日本に入社した理由でもある「世の中の役に立ちたい」という思いをここでも果たせそうだと感じています。

「産業報国」については、もう1つ忘れられないエピソードがあります。前職との縁が完全に切れることを危惧した私が、入社前の面談で「産業報国の概念の中にJR東日本への貢献は含まれますか?」と思い切って質問したところ、室長が「もちろんです。転職後も、JR東日本にどう貢献するか考えながら働いて構いませんよ」と即答してくれたんです。前職との縁が切れるのではなく、自分の活躍の幅が広がる感じがして、うれしかったですね。

実際、2025年10月から始まっているDIGの教育プログラムには、JR東日本の社員が数人加わっているんです。このように日本の全体をよくしようとするオープンな志にも感動しました。

小さな幸せを地道に積み上げ、

大きな幸せへ。

グローバルな舞台での新たな挑戦

私が思うトヨタで働くことの大きな魅力はグローバルな視点で仕事ができることです。前職ではあくまで国内の一部の地域を対象としていましたが、トヨタは世界中にブランドが浸透しているため、より制約のない環境で仕事ができます。私の業務ではまだそこまでグローバルな活動ができているわけではありませんが、幅広い地域でより自由度の高い仕事ができることは大きな魅力だと感じています。

加えて自由度という観点では、トヨタが自動車会社からモビリティカンパニーへと進化しようとしている点も魅力に感じます。自動車を作り続けることに留まらず、より広義にモビリティを提供する会社になっていくというのは、苦労も伴うと思いますが、より自由度が広がって、私も前職時代の経験が活かしやすいと思います。

私がトヨタで成し遂げたいことは、トヨタらしく言えば「幸せの量産」をしていくことです。お客さまや世の中など、社外に対してはもちろんのこと、社内で一緒に働くメンバーにもポジティブな影響を与える存在になりたいですね。小さな幸せを地道に積み上げていって、それがいつか振り返った時に大きな幸せになっているような仕事ができればいいと思っています。私自身の話をすると、社会人として現役で働けるのは残り10年程度。これまでのキャリアの集大成として、最後の10年をトヨタという広大なフィールドに賭けたいです。

デザイン戦略グループは発足したばかりでまだメンバーも少ないため、これから仲間を増やしていきたいフェーズです。新しく入ってきてくださる仲間に一番に期待したいことは、「自分以外の誰かのために行動しよう」「幸せの量産」といったトヨタのキーワードに共感できることです。

特別なスキルや優れた知識を持っていることももちろんうれしいのですが、自分以外の誰かのために行動すること自体を楽しいと思える方、幸せを量産することで自分自身も幸せになれる方と一緒に働くことで、よい製品やサービスが生まれるのではないかと思っています。同じ志を持つ者同士で協力して、すてきな製品やサービスが作れることを楽しみにしています。

※ 記載内容は2025年12月時点のものです

デジタル情報通信とは

クルマの開発/生産/販売などのビジネス分野に必要なシステムの企画・開発・運用や、新たなモビリティビジネスを支えるシステムの企画・開発を行っています。デジタルを活用し、オールトヨタのビジネス革新を支えていきます。

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