RECRUITING
T.Fの写真

現場を見て、

数字で課題を伝える。

3度の海外赴任で磨いた経理の信念

製造技術開発

三好工場・明知工場統括部

T.F

1991年に新卒入社した福本 哲也。3回の海外赴任を含めてさまざまな経理業務に携わり、現在は三好工場・明知工場にて主幹として活躍しています。次々と新しいハードルに挑み、成長してきたと語る福本にトヨタ自動車で働く魅力を聞きました。

数字の向こう側にある現場の想い。

「現地・現物」を大切にする

工場原価管理主幹の挑戦

現在私は、三好工場・明知工場統括部の競争力推進グループで主幹として働いています。主な業務は大きく分けて4つあり、工場の損益管理、製品の原価管理、固定資産などの資産管理、そして他工場のベンチマーキング活動を担当しています。

工場損益管理では、工場で発生するさまざまな費用の実績に対して、その対価である売上がしっかりと上回っているのか、あるいは費用が売上を越えてしまっているのかを分析しています。製品の原価管理については、とくに課題の視える化に力を入れています。工場全体で発生した費用を製品ごとに原価として積み上げ、同じような部品を作っている他社の原価と比較して強み・弱みを視える化します。固定資産の管理では、工場内の設備が適切に管理されているかを確認しています。

私たちのグループは、費用管理や原価改善を推進するチームと、予算管理や調達業務をサポートするチームの大きく2つに分かれています。私は主幹という立場で、どちらのチームにも属していませんが、個々のメンバーと連携しながら業務を推進しています。

仕事をする上でとくに大切にしているのは、「現地・現物」の考え方です。数字を扱う原価管理の立場として、現場で実際にものを作っているわけではないからこそ、現場の方々が苦労して業務を進めていることを理解するよう意識しています。問題が発生した時は、できるだけ早期に現場に行き、実際の状況を自分の目で確認することが大切です。

また、数字の扱い方や伝え方についても注意が必要です。数字から物事を判断したり、評価したりするのは難しい部分もありますが、数字から気がついた課題を上層部や他部署にも伝わるよう、言葉の使い方や資料の表現方法に工夫を凝らしながら業務を進めています。現場の立場に立った形で困り事を理解し、それを踏まえた発信を行うことで、組織全体の改善活動の促進につなげていくことがわれわれのグループとしての役割だと考えています。

二国間を行き来しながら

築いたキャリア

─3度の赴任で得た「現場力」

父親が経理関係の仕事をしていたこともあり、大学では経済学部に進みました。また、就職活動時は学部で学んだことを活かしながら、海外で働ける仕事を志望していました。トヨタに入社を決めたのは、海外で仕事ができることに加え、成長性を感じる企業だったからです。当時のトヨタも十分大きな企業でしたが、これからまだまだ成長する可能性を感じ、「ここでならさまざまな経験ができるのではないか」と思い、入社を決めました。

入社後は技術部に配属され、新車開発のプロジェクトに携わりながら原価企画を担当しました。その後、経理部の財務決算業務の部署に異動し、決算の数値を作っていく過程や税務の重要さを実感。この経理部での経験を経て非常に幅広い知識を得ることができ、経理業務の基礎をしっかりと身につけることができました。

その後、中国への赴任が決まりました。もともと海外での業務に希望はありましたが、中国に行くことは、入社当時はあまり想定していませんでした。ただ業務を行う上で、急激に発展する中国での事業立上げを支援する機会があり、何度か現地にいく中で関わりが深くなったことで指名をもらい、現地の車両工場に赴任することになりました。

1度目の赴任では、圧倒的な経験不足を痛感しました。現地では多様な業務に対応しなければならず、かつ非常にスピードが求められます。最初の頃は立ち止まってしまうことも多く、なかなかやりきれなさを感じる場面もありましたが、徐々に対応していけるようになりました。

日本に戻った後は、国内工場の原価管理業務を5年ほど担当しました。ここでも本当に多様な経験を積むことができ、この経験が次の海外赴任での対応力の底上げにつながったと感じています。そのため2度目の赴任では、調達・経理・生産管理という3つの分野の責任者という大きな役割を担うことができました。

その後再び日本に戻り、技術部の試験研究費の予算管理に携わった後、3度目の中国へ。さらに日本に戻り、単独決算業務や新興国事業体の原価競争力向上などに携わり、現在の工場にやってきました。

生産ストップの危機に立ち向かう

─海外現地で磨いた

現場主義と収益視点

私の社会人経験の中でもっとも印象深いのは3度の中国赴任です。中でも2度目の赴任の時には忘れられない出来事がありました。

2度目はエンジン工場に赴任してすぐ現地の部品仕入先が倒産して、エンジンが作れなくなり、供給先の車両生産をストップさせてしまう危機に直面しました。当時私は調達・経理・生産管理の責任者を務めていたため、やらなければならないことが一気に山積みになりました。あまりの出来事に一瞬、「自分は何をすればいいのか」と立ちすくんでしまったのですが、まずは現場に足を運ぼうと決意しました。

倒産した仕入先の生産現場に行き、ラインを確認し、各機能のメンバーと共に、そもそもどんな部品なのか、在庫は後どれくらいあるのかなどを確認していくと、徐々に状況が理解できるようになり、やるべきことも見えてきました。1度目の赴任の時に一緒に仕事をしていた仲間たちが現地や日本でサポートしてくれたこともあり、日本の各所への連絡や協力要請もできて、なんとかこの難局を乗り切ることができました。

この経験を通じて、現地・現物の重要性と「解決策は現場にある」という言葉の重みを強く感じました。今でも、何か起きた時には現場に足を運んで実際にものを見たり、現場の方の話を聞いたりすることを大切にしています。

3度の中国赴任を通じて、経済成長の速さを肌で感じることができました。1度目に行った時は現地の風景も発展途上という雰囲気でしたが、2度、3度といくうちに街並が洗練されていく様子に驚きました。加えて、人材の成長にも感動しました。1度目の赴任時は未経験のメンバーにルールや業務内容を教えることに苦労しましたが、行くたびに人材の成長を感じ、皆が優秀になっていることを実感しました。

これらの海外経験が現在の業務にも活かされています。海外では工場といっても1つの会社となるため、会社としての収益をより意識するようになります。そういった視点を持って日本の工場に戻ると、「この工場としての収益はどういうふうに見るべきか。そこからどのような課題があるのか」という観点を強く持てるようになり、競争力向上に向けた分析や提案に役立っています。

「適切な危機感」が成長を生む。

トヨタで磨いた経理の

プロとしての視野と挑戦心

私が入社した当初から今に至るまで、トヨタという会社は常に成長過程にあり続けていると感じています。その根幹は、社員に適切な危機感や新たな課題を与え続ける文化にあると私は思います。私自身、さまざまな業務に関わる中で「少しは成長できたかな?」と思うと、その後さらにハードルの高い仕事を任されることが多く、それを乗り越えながらいつの間にか成長してきたような感覚です。

トヨタの経理部門で働く魅力はたくさんあります。その1つは数字を通じていろいろなことが見えてくることです。数字を分析し、そこから見えてきた課題を他部署に伝える際には、分析する人それぞれの知識や考え方が反映されます。単に数字を集計するだけでなく、そこから何を発信していくかを自分なりに考えて行動できるところにやりがいを感じます。

またこれだけ大きな会社だと、幅広い経理の業務に携われることも魅力です。さらに海外へ行けば、日本よりも管理範囲や責任範囲が広がるので、大変ながらも自分の視野が広がって、業務の知見や能力が増やせるところも魅力だと思います。私は本社の経理部門と工場の原価管理の両方をまたいで経験することができたのが非常に幸運だったと思います。モノ・現場に近い部署で働くことは、トヨタの強み・成長や、地域とのつながりというものも肌身で実感できる機会でもあります。これから工場で働く方にも、そういったことも感じてもらいながら、自身の成長につながる達成感を覚えてもらえればと思います。

私がトヨタで働ける期間もそろそろ終盤に近づいています。今後は、今の工場の業務に力を注いでいくことはもちろん、まだやったことのない経理業務にも挑戦してみたいと考えています。たとえば、国内の多様なグループ会社の経営を支援するような業務も経験してみたいですし、グループ会社などに出向して経理業務の経験を積むのもおもしろそうだと感じます。これからも、新しいステージに向かってできることをやっていきたいですね。

※ 記載内容は2025年8月時点のものです

製造技術開発とは

高品質な製品を安く迅速に作り出すトヨタ式の生産ライン、そのモノづくり現場最前線をリードする技術開発職種です。 日々進化するクルマのカタチを具現化するため、開発上流からつくり方を検討・開発する事で、理想への妥協なく、かつお客様の期待を超えるトヨタ品質のモノづくりをリードしています。 創業期から培ってきた確かなクルマづくりのノウハウとお客様の期待を超えるための飽くなき挑戦によって技術革新を続け、モビリティーカンパニーへの転身と移動の課題解決や住み続けられる街づくり(Woven City)への事業化に挑戦しています。

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