
アルムナイの視点で語る
トヨタの強さ。
海外就職での経験を
職場・業務にどうつなげるか
生産管理・物流
サービスパーツ物流部
K.N

アルムナイの視点で語る
トヨタの強さ。
海外就職での経験を
職場・業務にどうつなげるか
生産管理・物流
サービスパーツ物流部
K.N
新卒でトヨタ自動車に入社後、家庭の事情でスペインへ渡り、2025年に再入社を果たした中嶋 慶子。渡西後も「いつかまたトヨタで働きたい」とのトヨタへの想いを持ち、ITコンサルティング会社や大学院で経験を積んだと言います。挑戦を繰り返し、成長してきた中嶋がアルムナイだからこそ見えるトヨタの魅力を語ります。
11年ぶりの再入社で挑む
「新チーム立ち上げ」。
世界規模の部品供給を
支える現場から

私は現在、TPS(トヨタ生産方式)本部サービスパーツ物流部でとあるチームのリーダーを務めています。当部では世界中のマーケットにおよそ1億を超える台数があるトヨタの車両の補給・補修部品や用品(アクセサリー)をお客さまへお届けすることをミッションとしています。
補給・補修部品とは、お客さまが車検に出された時や事故に遭われた時の部品交換で必要となる部品のこと、用品とは新車購入時にオプションで購入いただく部品のことを指し、当部ではおよそ97万点もの部品を取り扱っています。これらの部品は国内では愛知県を中心に主に5カ所ある部品センターに保管され、国内外に供給されています。
私が所属するチームでは、設備とデジタルという2つの面から業務に取り組んでいます。トヨタでは時代の流れに柔軟に対応することを大切にしています。現在は労働環境の変化を捉え、設備面では部品センターに導入されている設備の自動化を実施。
たとえば、とあるセンターでは2021年に大規模な自動化が行われており、今はそれに対する老朽化対策や、新たなセンターの自動化・データ活用を企画・推進しています。また、デジタル面では部内のデジタル推進を行っています。まだ始まって間もない施策で、これから未来図を描いていくところですが、オフィス業務のDXを中心に取り組んでいます。
このチームは2025年1月にできたばかりの新しいチームで、これから何をするか、どんなスケジュールで動き出すかを自分たちで決めていかなければならない状況にあります。また私自身、チーム発足と同時期に11年ほどの時を経てトヨタに再入社した身なので、二重の意味でまだまだ手探りな中、日々奮闘しています。
しかし、そんなチームの支えになってくれているのが多様なチームメンバーです。システム系の知見を持つメンバーや設備に強い生産技術領域出身のメンバー、工程改善の経験豊富なメンバーなど、非常に幅広いバックグラウンドのメンバーで構成されているため、私はチームリーダーとしてメンバーそれぞれの考えや強みを尊重することを意識しています。
多様なノウハウを持ったメンバーが集まっているからこそ、それぞれの意見に耳を傾け、みんなで協力しながら日々の課題を解決することができる。TPSの思想を織り込んだ自動設備の工程・DX推進というテーマに、チーム一丸となって挑戦できることにやりがいを感じています。
「運」の巡りあわせ
─人生の変化点・挑戦が
教えてくれたこと

私がトヨタへの入社を決めたきっかけは、学生時代からの海外への強い関心でした。高校の時に米国に1年、大学の時に欧州に1年留学しており、グローバルな仕事ができる企業を探していました。中でもトヨタはモノづくりという目に見える事業をしているところがわかりやすくてよいと感じました。
また、トヨタのロゴは海外でも目にすることが多かったほか、学生時代もトヨタ生産方式(以下、TPS)について学んだことがあったため、入社前からトヨタに触れる機会が多く、入社を決めました。
入社後は物流管理部に配属され、海外工場の物流エリアの業務改善や部品発注・在庫管理をするためのシステムの担当を経験しました。当時からトヨタは若手にも広い裁量を与えてくれる会社で、責任ある自由のもとでプレッシャーを感じながらも、自身で考え行動することを心がけていました。
当時とくに印象深かったのは、海外工場への有償派遣(工場などから依頼を受けて実施する支援業務)です。自分が1日工場に滞在することに対して、海外の事業体が費用を払ってくれるため、その分の対価をきちんと返そうと必死でした。若手なりに担当範囲のスペシャリストになることを意識して、取り組んだことを覚えています。
6年間楽しく働いていましたが、結婚を機に海外移住することになり、退社を決意。仕事を辞めたくない思いが強かったですが、家庭のことを考えるとやむを得ない状態でした。トヨタに入社できた巡り合わせを一度手放し、外に出て、自分の新しいやりがいを見つけるしかないと自分を奮い立たせ、スペインでITコンサルティング会社に転職しました。
転職先では自らの希望で営業やプロジェクト管理などを経験した後、日本企業に買収されたこともあり、M&A後のPMIのサポート業務にも携わりました。もともとが現地資本の企業だったこともあり、社内は上司も同僚・後輩もスペイン人ばかり、社内言語もスペイン語、お客さまはスペイン国内や欧米諸国にいるという環境。また、海外の企業らしく成果を出さなければ弾き出されてしまうこともあるため、常に自分が求められていることは何なのかを意識しながら働いていました。
加えて、転職と同時期に大学院にも入りました。朝早くに会社へ行き、夕方には電車に乗って大学院へ通う日々。家に帰る頃には22時を回るようなタイトなスケジュールでしたが、自らチャレンジしようと思って始めたことなので、苦には思っていませんでした。
外に出て再認識した
トヨタの「価値観」の強さ。
再入社で見えた人材育成への想い

その後、家庭の事情で日本に戻ることになり、日本での就職を検討することになりました。実は欧州にいた頃から「いつか機会があればトヨタに戻りたい」と思っていたので、スキル・経験を身につけておく努力をしていました。そして決意が固まった時、まず相談したのは当時お世話になった上司や先輩方。退職後もずっと親交があった彼らに自身の経験や想いを伝え相談にのっていただき、キャリア採用へ応募しました。
そこで、2025年1月に再びトヨタに入社。別の企業を経験して、あらためてトヨタを見て強烈に感じるのは、トヨタならではの価値観が社員一人ひとりに浸透しているということ。
たとえば、先人が積み上げてきたことに対する感謝、改善の風土、従業員を家族のように見る姿勢、そしてTPSなど共通した価値観を全員が持っているのです。こうした価値観が一致していると、何かを判断する際に誰もが近しい考え方で考えられますし、仮に誤った判断をしても、周囲が矯正してくれるところが強みだと思います。
また、海外で働いていた頃は自分のキャリアは自分で考える風土が基本で、アサインメントを考えることはあっても、チームメンバー一人ひとりに寄り添って考えることはあまりありませんでした。
一方で、トヨタは人材育成に非常に力を入れている企業であり、自分が依頼した仕事がメンバーのキャリアにどんな影響を及ぼすのか、どういった体制を組むと個々がきちんと評価を受け成長するのかを常に短期・中長期視点で考える必要があります。この辺りは前職と大きく異なるため、私自身もっと力をつけたいと思っています。
再入社から8カ月たった今、とくに感じるのは現場がある仕事のおもしろさです。前職はBtoBの企業で、自分たちが作っているシステムの先に何があるのか見えづらい側面がありました。
しかし、今は自分たちが実現したいオペレーションのための設備やシステムを考える際にきちんと現場が見え、現場で働く人の生声も直接届きます。何を解決するために仕事をするのかが明確な分、仕事を進めやすいと感じます。またBtoC企業ということもあり、社内外にステークホルダーがおり、自身の業務の影響が広く波及するところもこの仕事のおもしろさだと思っています。
「何のために」が見える
組織の強さ。
大企業でも迷わない
方向性がもたらすチーム力

海外留学、トヨタへの入社、異国での転職、大学院への進学など、気づけば私は数々の挑戦を続けてきました。私のスタイルはあえてコンフォートゾーンから自分を引き摺り出し、やらなければならない状況を作り出すことで自身を成長させるというもの。何となく業務ができるようになることや注意されなくなることに常に危機感を感じながら、ここまでやってきたと感じます。
そんな中で再びトヨタで働けることになり、トヨタの魅力をより深く実感しています。とくにミッション・ビジョン・バリューが明確で、それを各部署がどう解釈するか、さらに各個人に落とし込んだ時どう行動するかといったように、上から降りてきた方針が下までつながっているところに魅力を感じます。大きい会社にいると「何のために」を見失いがちですが、トヨタはそこが明確なので、大きい会社にいながらも自分がどの方向を向くべきかわかりやすく、チームで一丸となって業務を成し遂げることができます。
また、今の私がこれだけ仕事に没頭できるのは支えてくれる家族のおかげでもあります。両親含め家族が私の仕事や再就職・帰国後の生活ベースつくりに理解を示し、協力してくれているので、その感謝を胸に日々業務に向き合っています。
今後の展望としては、まずトヨタを長く離れていたので、今の現場やオペレーションをよく理解し、業務に役立てていきたいという思いがあります。また、社外で経験を積んだからこそ気がつけた「一人ひとりへの寄り添い」を大切にし、似たような境遇で困っている人を見かけたら積極的に声をかけ、一緒に悩んであげられるような存在になれたらいいなと思っています。
トヨタには「困った時はみんなで考えよう」という風土があります。そのため、これから入社を検討している方には、ぜひ躊躇せず挑戦していただきたいですね。また、トヨタの生産物流領域では世界中で注目されているTPSの真髄を体験することができます。TPSが根付いているからこそ、トヨタを取り巻く環境に柔軟できているのだと感じています。製造業に関心のある方、その道のプロフェッショナルをめざしたい方をお待ちしています。
※ 記載内容は2025年9月時点のものです

売れるクルマを売れるタイミングで売れるだけお客様に供給する司令塔。 KAIZENという言葉は海を渡った。世界に誇る、トヨタの競争力の秘密が、ここにあります。
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