
UI/UX開発経験を活かした
体制づくりや効率化で、世界中に
快適なサービスを届ける
モビリティ・デジタルソフト開発
ソフトウェアPF開発部
K.S

UI/UX開発経験を活かした
体制づくりや効率化で、世界中に
快適なサービスを届ける
モビリティ・デジタルソフト開発
ソフトウェアPF開発部
K.S
2021年にトヨタ自動車にキャリア入社し、現在はデジタルコクピットの開発を担う部署でグループマネージャーとして活躍する清野 光平。スタートアップやeコマース企業、新聞社とさまざまな業界でキャリアを歩んできた清野が感じる、トヨタでソフトウェアに携わるおもしろさとは。
効率化と改善を
繰り返しながら、「爆速」で
車載インフォテインメントの
開発を行う

私が所属するのは、ソフトウェアプラットフォーム開発部にあるデジタルコクピットの開発を担当する部署です。デジタルコクピットとは、メーターやナビゲーション、オーディオなどクルマの運転席まわりの操作がデジタル化された空間のことです。
その中で、IVI(In-Vehicle Infotainment/車載インフォテインメント)と呼ばれる、センターディスプレイでカーナビやオーディオなどを操作する部分が私の担当。各機能のUIや、それを支える共通基盤のUIを開発するグループのマネージャーを務めています。
開発工程は、プロダクトオーナーが決めた大まかな仕様をどのように実現するかを検討することから始まります。それを元にデザイナーと共にデザインを作成。私たちフロントエンドエンジニア、そしてバックエンドエンジニアが形にして、テストを担当するメンバーと不具合などの確認をしながらリリースできる状態まで完成させます。
この開発工程を「爆速」で進めることが私たちのミッション。お客さまからいただく改善要望を素早く反映するため、スマートフォンアプリのようなスピード感で進めていくことをめざしています。
そのために、多数の慣習となっていたプロセスを極力省き、「モノをつくる」という工程にフォーカスできる体制への変更を進めています。また、新しい機能の追加や変更がしやすい設計にすることもポイント。共通の仕組みやツールを使うことで、いろいろな機能をできるだけ簡単に実現できるように改善しています。
とはいえ、効率化や改善を言葉にするのは簡単でも、実行していくことは難しいですよね。最低限やるべきことで手一杯になってしまう状況はあるので、私たちの部署では効率化や改善に取り組む専属チームを置き、開発メンバーと伴走しながらサポートしています。
私たちのグループには、協力会社の方たちも多く参画しています。異なる会社、異なる文化の方たちがいる中で、どのようなチーム体制にするか、各チームにどのようなミッションを持ってもらうかを決めることも、マネージャーとしての私の役割。効率的に開発を進めるためには、共通の意識を持ちながら、それぞれが担う部分を明確にすることが大切だと考えています。
さまざまな分野での
キャリアを経て、
カーナビに感じた可能性が
トヨタ入社のきっかけ

新卒で入社したスタートアップでは、自分で企画からデザイン、開発までを担当して、海外の音楽や映画などのコンテンツを配信するサービスを作っていました。他にも、既存サービスの改良なども担当したので、プロダクトに関するさまざまな面に携わる経験ができました。
その後、eコマース企業に転職。ファッション分野でプロダクトマネージャーを務め、お客さまが自分に合った商品を探しやすくするための企画などに携わりました。
次に転職したのは新聞社です。新聞社がこれまで蓄積してきた情報などのリソースを使って新しいビジネスを立ち上げることになり、私はプロジェクトマネージャー兼開発者として参画。法人向けの情報収集サービスやそれを支えるデザインシステムなどを開発していました。
それぞれ異なる業界ですが、キャリアを選ぶ上で軸となってきたのは、「自分が楽しいと思えるかどうか」と「現状から改善することで今後伸びそうな分野かどうか」。2021年にトヨタに入社した理由もこの2つです。
当時、コロナ禍を機に海に近い街に引っ越したことで、頻繁にクルマに乗るようになりました。カーナビに触れる機会も増えたのですが、正直なところ使いにくさを感じたんです。そこでカーナビを取り巻く状況を調べていくと、各社がいろいろな挑戦をしていることを知り、「これは改善の余地が大きそうな分野だ」と興味を持ちました。中でも、トヨタはとくにソフトウェア領域に力を入れている印象を持ち、自分も挑戦してみたいと思ったことが入社の決め手です。
トヨタ入社後はずっと、現在の部署でIVIの開発に携わっています。まずは、フロントエンドエンジニアとしてオーディオやナビゲーションの開発も経験しながら、共通基盤や共通の仕組みの開発を担当。2025年からは、グループマネージャーとして組織体制の構築や開発全体の進捗なども見るようになりました。
日本とアメリカの考えの違いに
苦労しながらも、これまでにない
挑戦がやりがい

これまでいくつかの業界で仕事をしてきましたが、トヨタに入社してからの大きなチャレンジは、グローバルで開発を進めていることです。
現在、アメリカの拠点と開発に取り組んでいるのですが、当初はあまりうまくいっていませんでした。それぞれの取り組みや開発の優先度についての考え方などがしっかり共有できておらず、お互いが何をどう進めているのかがよくわからないまま開発しているような状況だったのです。
たとえば、ソフトウェア開発において変更を加えた際に既存の機能に不具合が起きるデグレに対するスタンス。日本は「デグレを最小限にする」と考えるのに対して、アメリカは「ある程度許容しつつ進めるべき」という考え。この違いから衝突が起こることもありました。
こういった違いを擦り合わせるためには、相手の考えを深掘りして理解していくことが必要です。そこで、できるだけ私たちがアメリカに行ったり、向こうのメンバーにも日本に来てもらったりしながら話し合いの場を増やし、一緒に開発する機会も作ることで、徐々にお互いの理解を深めていきました。
アメリカのメンバーが何を重視して開発を進めているのか、逆に日本側が何を重視しているのか、それぞれの文化的な背景や得意な領域についても認識を合わせ、双方が歩み寄っていくことで、「この変更を加えても大丈夫かな?」というコミュニケーションが当初と比べものにならないほど増えていきました。今では密な協調関係ができあがり、感慨深いものがあります。
私自身も、大きく成長できたと感じています。これまでのキャリアでは日本向けのサービスを作ってきましたが、トヨタで携わるサービスは全世界で使われ、50言語以上をサポートしています。クルマの使用環境やカーナビの使い方は国によって異なりますから、日本の基準で考えるのではなく、フラットな目線でそれぞれの国の考え方やその背景を知りながら、共通化できる部分を探っていくことが必要だと知りました。
苦労はありますが、そのぶん多くの方に使っていただけることがやりがいです。若い方から年配の方まで、世界中の方たちに使っていただける。世代や価値観が違えば、使いやすいUIも変わりますから、どうやって共通化していくかはとても難しい問題なのですが、同時に、これまでにない挑戦におもしろさを感じています。
自由度の高い環境の中で、
トヨタとして統一感のある
快適なサービスをめざして

ソフトウェア業界でキャリアを歩んできた人にとっては、クルマの開発は独自のテクノロジーや独特な事情があると感じる部分もたくさんあると思います。一見するとハードルが高いように思えるかもしれませんが、培ってきた自分のスキルを活かしながら新しい領域にチャレンジできる絶好の機会でもあります。
私自身、入社当初は手探りのまま開発を始めていましたが、日々の業務を通じて必要な知識を身につけていき、だんだんと全体像が見えてきました。その中で、これまでリリースサイクルが短いサービスに携わってきたスピード感や対応力が活かせています。
また、想像していた以上に自由度が高く、柔軟性のあるトヨタの文化に驚きました。これだけ大きな企業ですから、堅苦しい雰囲気があったり、やることが細かく決められていたりというイメージがあったのですが、実際には現場からさまざま提案をすることができますし、担当領域を超えた仕事をしたいと手を挙げれば、新しい挑戦の機会も与えてもらえます。
もう一つトヨタの魅力を挙げると、規模が大きいからこそ、自分が知りたい分野に詳しい専門家が必ず社内にいるということ。新しい技術を学びたい時や、特定の知識が必要になった時にアドバイスを求められる環境があるからこそ、未知の領域でも挑戦しやすいのだと感じています。
私は現在、IVIに特化した業務を担当していますが、今後はより幅広いトヨタのサービスに関わっていきたいと考えています。トヨタには車載システム以外にも、モバイルアプリやWebサービスなど、お客さまとのさまざまな接点があります。それらに一貫したUI/UXを設計できれば、トヨタのサービスとして統一感のある使い心地を生み出せて、より良いサービスになると思うのです。
そのためにも、まずは近しい領域から担当できる範囲を広げていき、幅広いスキルセットを身につけたいと思っています。これまでのキャリアも、一つの専門分野にこだわるだけではなく、複数の分野にまたがりながら仕事をしてきました。そうやって、より大きな価値を創出していきたいですね。
※ 記載内容は2025年10月時点のものです

未来のクルマを創造するための先端研究や先行開発、そこで生まれた技術を製品に仕立てる製品開発を担当しています。自分たちが新しい未来を想像して描く。常に新しいものを考えて生み出す難しさと魅力がここにはあります。
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