
可動性を社会の
可能性に変えるために
─お客さまに安心いただける
情報管理のための妥協なき挑戦
デジタル情報通信
情報セキュリティ・トラスト部
J.T

可動性を社会の
可能性に変えるために
─お客さまに安心いただける
情報管理のための妥協なき挑戦
デジタル情報通信
情報セキュリティ・トラスト部
J.T
キャリア入社の塚本 純は、トヨタ自動車(以下、トヨタ)の情報セキュリティ・トラスト部で室長を務めています。産休後は会社の両立支援制度を活用し早期復帰を叶え、現在も子育てに奮闘しながら責任ある仕事に従事。情報の適切な取り扱いを通して、お客さまを笑顔にするサービスや製品開発に貢献したいと話す塚本が仕事への想いを語ります。
情報をしっかり守り
適切に活用することにより、
モビリティーカンパニーへの
変革に貢献

私の所属する情報セキュリティ・トラスト部は情報セキュリティ、機密情報管理、プライバシーガバナンスにおいてお客さま、ステークホルダーや社会から信頼、トラストを構築することをミッションとしています。
情報の適切な取り扱いを実現するための専門部署として、サービスや製品を開発する部署とチームになって「もっといいクルマづくり」をめざしています。
たとえば、コネクテッドカーには安全運転を支援するためのカメラ、センサーや通信機能が備わっており、お客さまに同意をいただいた上でさまざまなデータを取得しています。コネクテッドカーやクルマから取得するデータへの情報セキュリティやプライバシー尊重の対策は、お客さまの安全・安心のために不可欠です。
その上で、クルマから取得するデータを渋滞緩和やお客さまの笑顔につながる製品・サービスに活用していくことにより、トヨタがめざす「幸せの量産」を実現してきたいと考えています。
トヨタはクルマの品質と同じようにデータの取り扱いにおいてもお客さまに信頼いただきたいという想いを込めて、情報を適切に取り扱う活動を「情報の品質」とよび、私はその取り組みを推進する役割を担っています。
情報の品質の取り組みは、大きく分けて4つの軸で進めています。1つめは、情報を適切に取り扱うための社内ルール・プロセスを策定して周知や教育を行うこと。2つめは、セキュリティやプライバシーの専門部署として、開発やデータ利活用を進める部署と一緒に、どうすればお客さまに安心していただけるのかを考え、実現していくこと。
3つめは、ガバナンスの強化。立場に関係なく皆が、データを適切に取り扱うことに共感していること。4つめは、グループ会社やパートナー企業といった社外の仲間への働きかけ。これらの取り組みにより「情報の品質」をトヨタの文化にしたいです。
私には、仕事に取り組む上で大切にしていることがあります。トヨタには創業者である豊田 佐吉の遺訓をまとめた「豊田綱領」があり、その中の「産業報国」というフレーズに強く共感し大切にしています。この言葉は、“世のため人のために貢献する”という意味で、私も社会課題の解決や世界中の子どもたちの笑顔につながる情報の取り扱いはどうあるべきかを、日頃から意識しています。
もう1つは、同じく豊田綱領に「常に時流に先んずべし」というフレーズがあり、これは“いつも世界をリードし続けなければならない”という意味です。この言葉を念頭に置きながら、世界をリードする新たな価値を創造し続けられるように、トヨタのビジネスを支えていきたいと思っています。
在宅勤務で育児と仕事を両立。
周囲の理解と後押しのおかげで
挑み続けられる

▲社内の託児施設を利用していた頃の写真
前職は半導体基板材料のメーカーで、総務・人事・法務に関する業務を担当し、株主総会や取締役会といった会社の意思決定機関の運営実務にも携わり、幅広い業務を経験させてもらいました。
前職でも自社製品で世界中の人々の生活を支えている喜びと責任を感じていたのですが、お客さまの反応をもっと身近に感じられる業界で働きたいと思い、2015年にトヨタに入社しました。最初は機密情報管理を担当していましたが、コネクテッドカーの普及、デジタル環境の整備により社内で取り扱うデータの量や項目が増えていきました。
また、各国で個人情報やデジタル領域の法制化が進んだりサイバー攻撃も増える中、従来の機密情報管理だけでなくサイバーセキュリティ、データガバナンス、データ関連法対応など、業務範囲が広がっていきました。これからもAIや新技術の普及、デジタル領域における法対応などの変化も踏まえて、お客さまに安心いただける情報管理に取り組んでまいります。
私生活では子育てに奮闘中です。トヨタでのキャリアをスタートさせたばかりの時に子どもを授かったのですが、ちょうどその頃、社内ではダイバーシティ関連の新たな制度が次々と始まっているタイミングでした。
私は仕事にも子育てにもしっかり向き合いたいと思い、在宅勤務やベビーシッター費用補助などの両立支援制度を活用することで、出産後は早期に職場復帰し、仕事に集中する環境を実現できました。
当時は両立支援制度が始まったばかりで、職場としても本当に業務が成り立つだろうかという不安もあったはずです。それでも、「誰もやったことがないことだから、まずはやってみて不便だったらやり方を変えればいいよ」と職場全体で応援してくれました。おかげで理想的なカタチで育児と仕事を両立させることができ、チームのメンバーには本当に感謝しています。
その後、子どもが1歳になった頃には社内の託児施設を利用しました。会社の近くにあるので送り迎えがしやすいですし、お迎えの時間ギリギリまで働くことができるので、とても助かりましたね。
世のため人のためになる
サービスを。
その思いが次の
ステップへ進む原動力になる

2021年にDX推進をするために新設されたデジタル変革推進室(現 デジタル変革推進部)にプライバシーガバナンスグループが発足し、グループ長を任されました。DX・データ利活用加速をプライバシーガバナンスの土台の上で実現させるというミッションで、ガバナンスだけでなく事業推進の視点も意識し高い視座を持てるようになったと思います。一方で、子どもがまだ小さかったため、マネジメントと両立ができるのかという悩みもありました。
しかし、当時の上司から「私たちは変革を進める部署だから、働き方も含めて変革していけばいいんだよ」と言ってもらえたことが大きな支えになりました。100点の対応ができる自信がなかったとしても、「それでもやってみたらいい」と背中を押してもらえたのは励みになり、今でも、「まずはやってみる」という姿勢を大切にしています。
デジタル変革推進室は、新設部署だったため何もかもが初めてという状況で、自分たちで一から考えて対処していく状況でした。ルールや方針、体制作りをしながらマネジメントにも注力するなど、とても濃い時間だったように思います。その後、プライバシーとセキュリティのチームが一丸となってお客さまの安心につながるデータの取り扱いを推進したいと、チーム全員でセキュリティ対策を担う現在の部署に異動。2024年からは室長を拝命しました。
日々の業務においては、規模が大きい会社ならではの難しさもあります。たとえば社内に新たなルールを導入するには多くの関係者と調整しなければなりません。海外事業体やパートナー企業との協力が不可欠な案件も多く、スケールの大きな業務にも関われるおもしろさと難しさの両面を感じています。
そんな私のモチベーションの源泉は、世のため人のために役立つプロジェクトを支えていると日々実感できることです。それが小さな一歩だとしても、重要な一歩であることも多く、大きな喜びを感じます。
世の中にまだないサービスや新たなテクノロジーの活用を検討する際、前例がなく、正解もないことも多いですが、お客さまアンケート、社外の有識者への相談など、さまざまな取り組みを重ね、お客さまに安心いただける情報の取り扱いをどう実現するのかについて関係部署と知恵を絞り、地道な努力を続けています。
豊富なチャンスがトヨタの魅力。
揺るぎない信念を
体現できる環境がここにはある

私が感じているトヨタの魅力は、豊富な機会に恵まれていることです。「こういう仕事をやってみたい」という強い気持ちがあれば、必ずチャンスがあり、それを自らつかんでいける会社だと感じています。また、仕事も育児もどちらも頑張りたいと思ったときに、それを実現するための支援制度が整っていることも有難いです。
あわせて転職してきたからこそ感じる“トヨタらしさ”は、「豊田綱領」がしっかりと社内に浸透していること。皆が共通の想いと使命感を持ち、それを自分自身の大切に感じている想いと結びつけながら愚直に働いていけるのは、大きな魅力だと感じています。
入社前は、トヨタに対して、なんでもシステマティックに業務を進めるような、淡白なイメージを持っていました。しかし実際は、一人ひとりの想い、一つひとつ地道な取り組みや、人とのつながりで成り立っていることも多く、随所でアナログの温かさがあることは良い意味でギャップを感じました。
私たちの仕事は正解があるわけではなく、テクノロジーや社会環境が変化する中、情報セキュリティやプライバシーガバナンスをどう進めていくべきかを模索しながら一歩を踏み出していかなければなりません。そのため、新たなレールを引いていくような、道なき道を作っていくことに喜びを感じられる方には非常に向いていると思います。
今後も、トヨタの製品やサービスでは必ず“情報の適切な取り扱い”がなされている、とお客さまからも思っていただけるような取り組みを続け、お客さまに安心いただきながらデータを活用することにより社会課題の解決や新価値の提供につなげていきたいです。
私の夢は「一生涯、移動の自由を持てる世界」にすること。というのも、私は公共交通の利用が不便な地方で生まれ育ちました。クルマがないと生活できないような場所でしたから、高齢の方は免許を返納すれば移動手段がなくなり、泣く泣く愛する土地から離れるという話も珍しくありません。
クルマに限らず、何かしらのカタチで移動の自由が確保できれば、今よりももっと幸せな世界になるのではないかなと考えています。私はエンジニアではありませんが、当社のモビリティカンパニーへの変革を、情報セキュリティやプライバシーの領域で支えることで、そういう世界に少しでも近づけていけたらいいなと思います。
※ 記載内容は2025年10月時点のものです

クルマの開発/生産/販売などのビジネス分野に必要なシステムの企画・開発・運用や、新たなモビリティビジネスを支えるシステムの企画・開発を行っています。デジタルを活用し、オールトヨタのビジネス革新を支えていきます。
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