
原動力は
「感動し続けたい」という想い。
未知に挑む異色の部隊で
デジタル変革人財を育てる
デジタル情報通信
デジタル変革推進部
T.S

原動力は
「感動し続けたい」という想い。
未知に挑む異色の部隊で
デジタル変革人財を育てる
デジタル情報通信
デジタル変革推進部
T.S
2025年にトヨタ自動車(以下、トヨタ)にキャリア入社した新木 健(しんき たけし)。“人の成長に立ち会って感動し続けたい”という想いを原動力に、全従業員向けのデジタル変革人財育成に携わっています。誰もやったことがないという未知の領域でも、地道な努力と変わらぬ信念で道を切り開いていく新木の想いに迫ります。
従業員デジタルスキルの
可視化を担当。
未来に向けて地道な認知活動と
人脈づくりに励む

私はデジタル変革推進部に所属し、全従業員向けデジタル変革人財育成を担当しています。現在、トヨタでは「モビリティカンパニー」への変革をめざしており、デジタル変革人財は欠かせない存在です。時代の変化に対応できる人財を育てることも含め、2021年にDXに特化した部隊として当組織が立ち上がりました。
DXという言葉をいたるところで見聞きしますが、実際に成功している会社はまだまだ少ないと思います。どういう人を育てればいいのかという正解はなく、非常にチャレンジングな環境ではありますが、「トヨタができなければ、どこができるのか」というくらいの気持ちで、迷いながらも皆と支え合って取り組んでいます。
デジタル変革推進部の取り組みのひとつに、デジタルバッジがあります。DX推進を支援するために経済産業省が定めた「デジタルスキル標準」に準拠したデジタルスキル認定試験であり、DXに欠かせない知識やスキルを盛り込んであります。試験はオンラインでスキマ時間に受けることができ、合格すると社内外に公開できるスキル認定の証であるデジタルバッジが発行されます。
このような形で、従業員のデジタルスキルを可視化できるようになれば、トヨタにはデジタル変革人財が何人いて、どの程度のスキルがあるのかを把握できます。これらの情報を判断材料として、今後は人事システムとの連携やプロジェクトへのアサインにも活用していければと考えています。
取得すれば自身でスキルを証明できますから、人や組織のありたい姿を達成する手段としてもらうための企画も検討中です。ゆくゆくはデジタルバッジが日本をけん引するデジタルスキル認定ツールとして活用されるとうれしいです。まだ道半ばですが、大きな目標に向かって認知活動や仲間づくりに地道に取り組んでいます。
自ら望むことで人は大きく変わる。
まずは共感してくれる
相手を探すところからスタート

私は理系大学を卒業後、「ものづくりで自分が大切に思っている人を幸せにしたい」という思いから技術営業としてキャリアをスタートさせました。技術と営業の両面で経験を重ねていく中で、提案営業ができる人財を育ててほしいと言われ、人事に異動することになったのです。そこでは提案営業人財育成のための研修をゼロから立ち上げるなど、新入社員からマネジメント層まで多くの人の成長に関わりました。
この経験が私にとって大きな転換点となりました。2社目で再び営業を経験したのですが、売上目標を立てても、個々の能力や働き方への理解がないと結果がずれてしまうことに気づいたのです。「最終的には人を育てること」が重要だと考え、人財育成に力を注ぎたいと思い、キャリアチェンジすることを決意しました。
転職活動で軸になっていたのは、自分が人財育成に関わることによる影響力の大きさです。やりたいことを突き通すより、どうすれば多くの人の心を動かせるのかを考えていました。最終的にトヨタを選んだ理由は、デジタル変革推進部がめざしているものと、自分の価値観が合致していたからです。
入社後は、デジタルバッジの仕組みを整備することからスタート。まだ未整備の部分が残っていますから、完成に向けて0から1を作るということをやっています。当然ながら、新しい取り組みは誰もやったことがないので、納得感のある仕組みにする必要があります。しかし、デジタルバッジを知ってもらうだけでは人の心を動かせません。
自ら行動を起こしてもらうことが重要で、そのために各部署と1対1での対話を行っています。また、人脈を広げるためにDXとは主旨の異なる社内展示会などにも積極的に参加。ただ異色の取り組みであることから、ニーズがあるか見極めた上で紹介するというプロセスを踏む必要があります。道具はデジタルでも歩みはアナログなので、そこが最も苦労しているところです。
地道なアプローチを続ける中で、徐々に共感してくれる仲間も増えています。「自分たちは変わらなきゃいけない」と思いつつも、さまざまな理由・背景で行動に移すことがすぐには難しい現場もあると思います。そういった危機感やニーズを持っている人を探すアプローチもしています。
人は望まなければ変わらない。その望みは「今のままではいけない」という危機感から生まれます。ただ、一方的に危機感を植え付けるようなアプローチでは、身を固めてしまいます。だからこそ自分から鎧を脱いでもらえるようなアプローチで、「自分以外の誰かのために、もっといいやり方があるはずだ」を一緒に小さく始めることが大切だと考えています。
また、会話をする際は相手によってタッチポイントは変わるものだと思っています。その人の価値観や今思っていることを会話の端々から感じ取り、必要なポイントに触れていく。そうするために、多くの引き出しを用意しながら、相手の気持ちを汲み取る、「TO YOU」を心がけています。
人の成長に立ち会って
感動し続けたい。
Will Can Mustが原動力に

もともと私は、ものづくりで産業に貢献したいと考えていました。しかし、それは人の成長があってこそだと感じていますし、人と組織がリンクしていなければ成り立ちません。また、この先の未来を考えたときに、デジタル変革スキルは組織にとって身につけなければならない新たな技能であると思います。
豊田 佐吉の遺訓である豊田綱領の中に、トヨタが大事にしている産業報国の精神があります。これは世のため人のために仕事をすることで、人と社会を幸せにし、間接的に自分や周りの人も幸せにするという想いが込められています。まさに今の活動に通ずるものがあり、ものづくりで幸せを量産するという信念を持って日々の業務に取り組んでいます。
加えて、これも前職時代から変わらずにある想いですが、私は人の成長に立ち会うことで感動し続けていたいです。「この人がこんなことをできるようになったんだ」と魂が震える瞬間を何度でも味わっていたいです。これが仕事をする上での大きなモチベーションになっていると思います。
デジタルスキルを身につけることは、お客さまから選ばれ続けるための組織変革の手段ですが、身近なことで考えると本人だけでなく周りの喜びにつながることもあると思います。
たとえば、DXを活用できるようになったことで、帰宅時間が早くなって家族との時間が増えるというのも幸せですよね。デジタルという道具がなかった過去にできなかったことがいまならできるというのは、そういう幸せにもつながっていくのだと信じています。
人と組織のどちらか一方が成長するのではなく、人と組織の相乗効果を最大化していければと思います。「Will・Can・Must」の話で言えば、すべてが重なっている領域を最大化できている状態です。人の成長に立ち会い続けるWillを叶えるために、チャレンジングなテーマに挑み続けてCanを増やし、「あなたにこそ任せたい」というMustを手繰り寄せていきます。自身がそうありたいと願うとともに、同じような仲間をひとりでも多く増やすことに貢献できるならうれしいです。
やりすぎるくらい好きにやっていい
─力強い言葉を胸に同志と
共に未知なる領域に挑む

私がデジタル変革推進部で一緒に働きたいと思うのは、「どうしてもこれをやりたい」という情熱を持った方。それがトヨタがめざすことと一致し、「Will・Can・Must」の重なりが大きくなるように突き進んでいってほしいです。「自分たちがトヨタを変える」という変革マインドを持ち、変化を楽しめる方にきてもらいたいですね。
デジタル変革推進部には、たくさんの同志がいます。新卒入社・キャリア入社に限らず、ここでは皆が熱い想いを持っていて、上司からは「やりたいことがあれば、やりすぎるくらいやってちょうどいい」と言ってもらえます。
もちろん、「やりたい放題やっていい」という意味ではなく、「やっていい」と言われるからこそ、仕事のアウトカム品質を高め続ける努力をしたいと自発的に思うことができます。そういった自分の想いを受け入れてくれ、同士と高めあうことができるのが入社して一番嬉しかったことです。
直近の目標としては、変革のためにデジタルを使いこなせる人を1人でも早く増やしていきたいです。それには小さく始めて大きく育てることが重要だと考えています。長期的にはクルマ屋としての領域を大切にしつつも、クルマ以外でも収益を伸ばせるトヨタをめざしています。DXにチャレンジして可能性を広げ、トヨタがどんなことに取り組んでいても驚かれないような世界をつくりたいです。
私たちの活動が何につながっているかは現段階ではわかりません。しかし、将来的には「あれを手がけたのはトヨタのデジタル変革推進部だよ」と言われるように、どんどん種をまいていきたいです。「変革できるトヨタ」をめざすには、誰もやったことがないことに楽しさを見出し、未開の地にまいた種が不格好でも花咲き、未来の何かにつながっている花の道をいくつもつくっていきたいです。
「早く行きたければ一人で進め、遠くに行きたければみんなで進め」。私たちはより良い未来へ、みんなの力で遠くへ行こうとしているので、この言葉がぴったりだと思います。正解なんてない中でも、これからも仲間と一緒に未来へ行く挑戦を続けていきます。
※ 記載内容は2025年10月時点のものです

クルマの開発/生産/販売などのビジネス分野に必要なシステムの企画・開発・運用や、新たなモビリティビジネスを支えるシステムの企画・開発を行っています。デジタルを活用し、オールトヨタのビジネス革新を支えていきます。
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