RECRUITING
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「愛される工場」を世界中に

──トヨタが大切にする

「ヒト中心」の工場づくり

製造技術開発

組立製造技術部

T.O

「工場で働く人々が幸せを感じる職場にしたい」。そう話すのは、海外での車両工場建設プロジェクトにおいて、組立工場のプロジェクトリーダーを務める大庫(おおくら) 辰哉。前職でも生産技術職としてキャリアを積んできた大庫が、トヨタで新たに得たやりがい、そしてトヨタでかなえたい目標を語ります。

出勤してから帰路に着くまで、

作業者の1日をイメージしながら

働きやすい環境をつくる

組立製造技術部は、車両工場の中でも組立工場を担当する部署です。主に新車が導入される際の生産準備を担当しており、新工法の開発からライン設計・構築を通して工程づくりを行っています。

その中で私が所属するグループは、国内外の新車導入、工場の能力増強、新工場建設といった各種プロジェクトにおける組立のリーダーとして、コンセプトメイキング、投資金額や人的リソーセスの計画立案、プロジェクトで達成をめざすKPIの設定といった企画・計画を担当しています。

車両工場建設は、大きく3つのフェーズに分かれています。最初の計画フェーズでは、どのくらいの生産能力が必要か、どのようなクルマを作るのか、どのような国・地域なのかといった前提条件を整理します。その前提条件を踏まえて、どのような設備を製作し、どのようにレイアウトするか、休憩所や食堂、歩道などをどこに配置するのかまで、細かく計画を立てていきます。

次に、設備導入フェーズです。建設を担当する部門が工場建屋物をつくった後、生産設備の据付・調整を行います。とくに海外のプロジェクトでは、現地の設備サプライヤーの技術力や生産能力、コスト競争力も考慮しながら、グローバルに調達を行います。

最後の車両確認フェーズでは、据付した生産設備を使って実際に車両生産の確認を行います。自分たちが手がけた設備・工程でクルマが流れ出す瞬間は、格別な感動があります。

現在私は海外での車両工場建設プロジェクトに参画し、工場計画の立案・予算・リソースの管理までを担当しています。設計部門に対して製技部門の車両検討メンバーと連携し、生産性向上の観点で車両構造に関する提案も行うこともあります。

仕事を進める上で心がけていることは、メンバーの心理的安全性の確保です。メンバーが課題を抱え込まないよう、積極的に声かけを行い、早期の問題発見と解決に努めています。また、誠実で正直な姿勢も重要です。とくに他部門との調整において、現状の課題や解決したい問題を率直に伝えることは、お互いを理解・協力しあう関係を構築する上で大切なことだと考えています。

トヨタでは、工場建設において「ヒト中心の工場・工程・設備づくり」を大切にしています。たとえば、設備検討では、エルゴノミクス(人間工学)に基づき、作業者の姿勢や操作荷重に配慮した設備を設計・導入します。

また、レイアウト検討では、作業者が出勤してから現場に入って仕事をして、食堂で食事をとり、また仕事に戻って、帰路に着くまでの一連の流れを想像しながら動線設計を行います。作業時間以外の時間も含め「ヒトが働きやすい環境づくり」を心がけています。

グローバルで革新的な

プロジェクトに挑戦したい。

大変革期に突入した自動車業界へ

もともとロボットなどのメカニックが好きで、設備に関わる仕事がしたいと思っていたこともあり、前職の電機メーカーではFA(ファクトリー・オートメーション)の生産技術職として勤務していました。

設備導入後のメンテナンスや改善活動も含めた工場運営全般に関わる中で、気がついたことがあります。それは、生産設備だけでは工場は成り立たない。働く人を含めたトータルコーディネートで生産効率が最適化されるということです。それが、生産技術のおもしろさだと感じるようになりました。

2020年にトヨタへの転職を決意した理由は2つ。1つは、グローバルに仕事がしたいという想いです。トヨタは海外事業体が多く、さまざまな国で仕事をするチャンスがあります。もう1つは、自動車業界が100年に一度の変革期と言われる中で、既存工場の刷新や新工場の建設など、革新的なプロジェクトに参画できるチャンスがあると考えたことです。

トヨタ入社後は、組立技術室で2年ほど設備導入や生産準備の実務を担当。実際に使う設備の調整を行うなど、生産準備の最前線でトヨタ流の仕事を学びました。その後、組立企画室に異動し、SE(サイマルテニアス・エンジニアリング=複数部門が連携しながら、同時並行で開発を進める手法)を担当。これは、車両プラットフォームの開発において、生産性の観点から車両構造を提案する業務です。その新しいプラットフォームを世界展開するためにグローバル工場の工程企画を行った後、組立計画室で現在のプロジェクトに携わっています。

前職から、携わる製品も業務範囲も変わりましたが、技術的な考え方については大きな変化はありません。品質に対する心構えなど、おそらく日本で働くエンジニアが大切にしている部分は、どこで働いていても同じなのだと考えています。

一方で、自動車業界特有のスピード感には驚きました。新車導入のプロジェクトの中には工場の新設備導入を1年ほどで完了させることもあり、素早い投資判断と実行力が求められます。自動車業界では毎年、数多くの車種が登場しますが、その裏にはこういった大変さがあるのだと実感しました。

けれど、その大変さを克服する過程で感じたことは、トヨタには教え合う文化が根付いているということ。重要なポイントや過去のトラブル事例などを経験者に聞きに行くと、皆が快く教えてくれるのです。コミュニケーションのとりやすさは、良い意味でのギャップでした。

感謝してもらえることは、

こんなにうれしい。

現場の期待に応えたいという

想いが原動力

私は、「愛される工場をつくる」をテーマに仕事をしています。その想いをあらためて強くした出来事がありました。

入社直後、大規模な設備導入のチームリーダーを任されることになりました。現場の皆さんの困りごとをしっかり聞きながら、それを改善できる設備にしようと取り組んでいったのですが、大きなトラブルが発生してしまったのです。原因がわからず、チームメンバー総出で究明に奔走。最終的にはなんとかトラブルを解決しました。

すべての設備導入が完了した後、現場のチームリーダーが缶コーヒーを持って私のところにやってきて、「あなたたちのおかげで、とても良い設備になった。ありがとう。後は任せといて!」と声をかけてくれたのです。「自分の仕事で感謝してもらえることは、こんなにうれしいんだ」と涙が出そうになりました。

現場で働く人たちの期待を上回ることで、「愛される工場」をつくることができる──それこそが生産技術に携わる醍醐味。そんな工場を世界中につくりたい。それが私のモチベーションになっています。

トヨタに入社して、仕事への想いが深まっただけではなく、技術面での成長も実感しています。組立工場では接着や締付、液物注入など、多様な工程があり、さまざまな要素技術を駆使して生産準備業務を遂行します。これらの技術を学ぶことで、技術の幅が大きく広がりました。

また、私たちの部署はクルマづくりの最終工程(final assembly)を担当していますので、一部の部品だけでなく、クルマ全体に関わることができます。業務の中でクルマ全体を俯瞰する視野・視座を養い、「クルマ屋」として設計・製造部門といった関連する多くの人々と協力しながらモノづくりを行っていると感じられることが、トヨタで新たに得たやりがいです。

スケールの大きさも魅力です。自分がやりたいことを実現することができる予算とフィールドがあり、プロフェッショナルな多くのメンバーと共にスピード感を持って進めていく。責任の大きさも感じますが、やり遂げたときは自分の成長を実感します。

工場と車両構造をセットで改革し、

工場の在り方を変えていきたい

働き方やキャリアパスについても選択肢が増えたと感じています。たとえば、組立製造技術部はフレックスタイム制を導入しているため、子育ての予定に合わせた出勤が可能ですし、プロジェクトの状況に応じて週の半分ほどを在宅勤務にするなど柔軟な働き方ができます。

キャリアに関しても、生産技術から設計部門や製品企画部門へのキャリアチェンジなど、多くの可能性があります。私自身、これまで部門の中でさまざまな業務にチャレンジしてきましたし、他部門に異動した先輩も多くいますから、選択肢の多さは魅力です。

トヨタは業界のリーディングカンパニーとして、モノづくりそのものを変えていけるパワーを持っていると思います。そのため、社会を変えることにチャレンジしたい方にはとても魅力的な環境です。エンジニアとして大切にすべきことは、きっとどの会社も同じですから、他の業界で働いていた方も十分に活躍できます。

組立工場は多くの人が働く場所ですが、世界的に見ると生産年齢人口は減少傾向です。また、国内でも外国人の方が増えてきているように、多様化が進んでいます。しかし、まだまだ男性中心の職場で、女性やさまざまなハンディキャップのある方の働き方の選択肢が少ない工場も多く、私は、この工場の在り方を変えていきたいと思っています。

より多様な人材が活躍できる職場にしていくためには、工場の設計だけを変えるのではなく、車両構造そのものから見直していかなければいけません。そのため、これまで以上に設計部門と連携して、生産性が向上し、より働きやすい環境が実現できる車両構造の提案も行っています。工場と車両構造をセットで改革し、従来の延長線上にはない新しい工場にチャレンジしていきたいのです。

「愛される工場」を世界中につくっていくために、まずは現在担当している海外プロジェクトにおいて、「ヒトを中心とした」新しい工場を実現すること。そして将来的には、部門を超えて事業全体の生産戦略を考えていけるポジションをめざしていきたいと考えています。

工場で働く人々がやりがいを持ち、イキイキと働くことができる。そんな「幸せを感じられる職場づくり」に、これからも挑戦したいと思います。

※ 記載内容は2025年8月時点のものです

製造技術開発とは

高品質な製品を安く迅速に作り出すトヨタ式の生産ライン、そのモノづくり現場最前線をリードする技術開発職種です。 日々進化するクルマのカタチを具現化するため、開発上流からつくり方を検討・開発する事で、理想への妥協なく、かつお客様の期待を超えるトヨタ品質のモノづくりをリードしています。 創業期から培ってきた確かなクルマづくりのノウハウとお客様の期待を超えるための飽くなき挑戦によって技術革新を続け、モビリティーカンパニーへの転身と移動の課題解決や住み続けられる街づくり(Woven City)への事業化に挑戦しています。

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